時間は有限 医療業界と私

初冬の朝5:30分

今から約10年前、私はある循環器系内科の医師さんから「●●頃に開院する予定なんだよね」と言うご相談をいただきました。

なぜ、私に直接相談が来たかと言うと、その先生はある医療従事者のための勉強会に出席されていて、その医療勉強会に私も制作者として関わっていることを知り、わざわざご連絡をいただきました。

もともと、病院や医師にたいする免疫は、自分の父親が薬剤師(MR)だったことからあります。子供と遊ぶ時間も作らない仕事人間だった父親は、大学病院に子供の私を何度も連れ行っていたため、病院の理事長室などを子供ながらに無邪気に出入りしていました。

だから、医療従事者にたいして抵抗がありません。医学についての話しも、親から教えてもらっていた薬学の知識と、自分自身も医療業界の裏方として15年以上関わっていた経験からそれなりにできます。

MRとは
製薬会社などに所属し、医師や薬剤師などの医療従事者に対して、医薬品に関する専門的な情報を提供し、医薬品の適正使用を推進する職種です。

この先生が7年前から医療のラジオ番組にメインレギュラーとして出演され、そのラジオの内容の文字起こしなどを私が担当をさせてもらっていました。

なぜ、この先生がラジオ出演していたかと言うと、たんに人気者になりたいとか、知名度をあげたいとかそういう理由ではなく、本業である医療の知識を一般の方にも広めたいと言う思いからです。

この度、その番組が終了となり7年間の出演も終了しました。いつまでも長く続く感覚がありましたので正直驚きました。

その番組の終了を知った時、時間は川の流れのように常に流れていることを実感しました。

時間は有限

時間は無限にあるわけではない。
だから、1日1日を無駄にできない・・・そんなことを思う出来事でした。

先生、7年間大変お疲れ様でした。

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